ポリフェノールの種類。

植物が紫外線などの外敵と戦う為に作られるのがポリフェノールで、様々な優れた効果を発揮する事が、近年の研究で報告されています。こちらのページでは、ポリフェノールの種類や効果を解説しますので、参考にして下さい。

ポリフェノールとは?

自然

植物が作り上げる、苦味や渋み、色素の成分の総称をポリフェノールといい、その種類は5000種類にも及ぶといわれてます。

当サイトで紹介しているレスベラトロールもポリフェノールの一種で、最近、良く耳にするようになった、緑茶の成分の「カテキン」や、目に良いとされるブルーベリーの「アントシアニン」も、ポリフェノールです。

どうして、ポリフェノールは健康や美容効果に優れているの?

植物には害虫や紫外線、カビ、病原菌など、多くの外敵が存在しています。

私たち人間などの動物でしたら、動く事で外敵から逃げられますが、植物は動く事が出来ませんので、外敵と戦う為にポリフェノールが作られます。

こうした厳しい環境の中で作られるのがポリフェノールですので、人間にとっても優れた効果を発揮するのはうなずけるのではないでしょうか。

ポリフェノールの種類

下記に、有名なポリフェノールの種類を紹介します。

アントシアニン

ブルーベリーの色素成分で、目の健康に働く効果を持っている事で有名です。
目の網膜では、ロドプシンという物質が分解・再生を繰り返す働きによって物が見える仕組みとなっていますが、アントシアニンは、このロドプシンの再生を活性化させる事で、視力の回復や疲れ目の改善に効果を発揮します。

カテキン

日本茶や紅茶などの茶葉の苦味のもととなっている成分で、強力な抗酸化作用に働く為、アンチエイジングや癌予防など様々な健康効果に期待する事が出来ます。

又、優れた殺菌・殺ウイルス作用にも期待出来、食中毒やウイルス感染を防ぐ効果にも注目を集めています。

イソフラボン

大豆に多く含まれている成分で、女性ホルモンと似た働きを行う事で、女性特有の更年期障害等を予防する事が出来ます。

イソフラボンが特に注目を集めているのは骨粗しょう症の予防効果で、女性はホルモン分泌が少なくなる更年期に、特にイソフラボンを摂る事が健康にとって重要です。

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